就活の面接は緊張するものです。
会場へ向かうまでも緊張しますが、いざ、面接会場に入室するとなると、緊張感もMAX。
面接会場に入室する際にもマナー違反などのないようにしたいものです。
そこで、就活の面接での入室の正しいマナーについて、詳しく見ていきたいと思います。
また、入室だけでなく、退室の仕方などもあわせて見ていきましょう。
就活の面接での入室の正しいマナーとは?
就活の面接において、面接会場に入室する際には、以下の流れとなります。
それぞれについて、正しいマナーを見ていきたいと思います。
- ノック
- 入室
- お辞儀
- 自己紹介
- 着席
ノック
入室する前に、ドアをノックします。
このとき、ドアが空いていたとしても、入室の許可を求めるという意味で、ノックをした方が良いでしょう。
ノックの回数は3回です。2回はトイレです。
ノックが早すぎたり、大きな音になり過ぎたりしないように注意しましょう。
入室
「どうぞ」を掛けられてから入室します。
このとき、ドアを開ける前に、「失礼いたします」などと返事をするようにしましょう。
ドアを閉める際には、大きな音を立てないこと、後ろ手で閉めないなどマナーに注意しましょう。
お辞儀
入室後は、面接官のほうへ向き直り、「本日はよろしくお願いいたします」など言葉を添えて、お辞儀をします。
お辞儀の角度は、30度くらいが良いでしょう。
指先を真っすぐ伸ばしてお辞儀すると綺麗に見えます。
自己紹介
その後、用意された椅子のほうへ進み、椅子の横で立ち止まります。
そこで、「本日はお時間をいただき、ありがとうございます。〇〇と申します。よろしくお願いいたします」とあいさつをしてからお辞儀をします。
カバンは、椅子の横に置くようにしましょう。
着席
面接官から「どうぞ」と着席を促されてから着席します。
その際には、「ありがとうございます。失礼いたします」などと言葉を添え、一礼してから着席します。
入室の流れを以上となります。
では、退室の流れについて見ていきたいと思います。
就活の面接での退室の正しいマナーとは?
就活の面接において、面接会場から退室する際には、以下の流れとなります。
それぞれについて、正しいマナーを見ていきたいと思います。
- お礼を述べる
- お辞儀
- ドアの前で再度お辞儀
- 退室
お礼を述べる
面接終了時には、座ったまま、面接の機会を作ってもらえたことへの感謝を伝えます。
「本日はお忙しい中、お時間をいただき、ありがとうございました」などと言い、お辞儀をしましょう。
お辞儀
その後、立ち上がり、椅子の横で再度、お辞儀します。
この際にも、お礼を述べても良いでしょう。
ドアの前で再度お辞儀
ドアの前まで移動し、面接官へ振り返り、「ありがとうございました。失礼いたします」と言い、再度、お辞儀をします。
退室
ドアを開け、退室します。
ドアの開閉時は、あまり音を立てないように注意しましょう。
退室した後、すぐにスマホを使用したり、上着を着たりせず、良い姿勢のまま、建物の外まで出ましょう。
上記は、基本的な入室と退室のマナーとなります。
通常とは異なる入室や退室の場合もあります。
入室や退室の通常とは異なる場合の対応について
それでは、通常とは異なる、入室や退室の対応について見ていきたいと思います。
面接官が後から入室するパターン
面接会場で、後から面接官が入室するのを待つというパターンもあります。
待ち時間が長い場合でも、スマホを出していじったりするのはNGです。
面接官が入室したときには、すぐに立ち上がり、面接のお礼を述べ、お辞儀します。
面接官から「どうぞお掛け下さい」と言われたら「ありがとうございます。失礼いたします。」と言い、一礼して着席します。
面接官が名刺を渡してくる場合
面接官によっては、あいさつを兼ねて名刺を渡してくる場合もあります。
その場合は、「ありがとうございます」とお礼を述べ、両手で受け取ります。
受け取る際は机を挟まず、面接官の方へ近寄って行くとより丁寧な対応となります。
この場合には、自分の現職の名刺などを渡す必要はありません。
受け取ったら、机上の左側へ面接官が座っている順番に横に並べます。
一番役職が高いと思われる方の名刺は、自分の名刺入れの上に置きます。
面接官が出口まで見送ってくれる場合
面接が終わった後、面接官がエレベータや会社の玄関、出口まで見送ってくれる場合もあります。
その際は、面接官の後ろを歩き、案内に従って進みます。
出口まで移動している間、無理に話しかける必要はありません。
もし、面接官が話し掛けてきた場合には、質問に対して笑顔で答え、気遣いや面接に対して感謝の気持ちを伝えるのが良いでしょう。
入室の際から、就活の面接は始まっているといっても、過言ではありません。
上記を参考に、就活の面接で良い結果を出してもらえることを願います!
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