就活においては、メールのやりとりも選考の一つです。
そのため、企業からの返信に適切に返せるのかが重要です。
本文はもちろんですが、件名もポイントです。
そこで、ここでは、就活のメールで返信の際の件名の付け方について、詳しく見ていきたいと思います。
就活のメールで返信の際の件名はどうするべき?
就活のメールで返信の際には、件名に付く「Re:」はそのまま残しておきましょう。
「Re」というのは、「reply」や「response」の略という説もありますが、ラテン語で「~に関して」という意味です。
そのため、同じ話題についてのやりとりを行っている限りは、件名は変えないのが望ましいでしょう。
例えば、「面接の日程調整のご連絡」のような件名できたメールで何度かやりとりすることがあるかと思います。
この話題が続く限りは、「Re:面接の日程調整のご連絡」という返信で構いません。
ただし、「Re:」の数が多くなり過ぎた場合には、不要な「Re:」を削除して問題はありません。
企業側の採用担当者は、複数の応募者とメールでのやりとりを行っています。
そのため、勝手に件名を変えられてしまうと、誰と何のやりとりを行っていたのかが、すぐには把握できなくなってしまいます。
良かれと思って、「ご連絡ありがとうございます」などのタイトルに変更することは、採用担当者の手間を煩わせることにもなりかねません。
就活において、面接以前の段階でマイナス印象を与えることは避けた方が良いでしょう。
では、それ以外に就活のメールで注意すべき点はあるのでしょうか。
その他の就活のメールでの注意点は?
その他の就活のメールの注意点は以下です。
- 全員に返信
- アドレスに登録する
- 返信ではない場合には件名に名前を入れる
- 宛名を正しく記載する
それぞれについて詳しく見ていきたいと思います。
全員に返信
就活でメールが送られてくる際に、CCで別の担当者や部署にも送信されている場合があります。
このような場合には、送ってきた担当者のみに返信するのではなく、CCの相手にも返信するのが一般的です。
メールソフトによっても異なりますが、返信メールの作成の際に、「全員に返信」という機能があれば、そちらを使用しましょう。
普段から、メールを返信する際には、「全員に返信」の癖をつけておけば、うっかり忘れてしまうことがありません。
アドレスに登録する
メールアドレスを意識することはあまりないかもしれません。
しかし、自分の方のアドレス帳に登録しておくと、受け取った相手に登録している名前で表示される場合があります。
表示名を丁寧に入力しておくことで、良い印象を与えることが可能です。
「〇〇株式会社 採用担当 △△様」や「〇〇株式会社 取締役 △△様」などで登録していることは、プラスイメージにつながります。
就活では、様々なところが見られています。
減点のないように、また、人と差がつくように配慮することは重要です。
返信ではない場合には件名に名前を入れる
返信ではなく、自分から送信する際や、話題が変わって件名を変える場合には、わかりやすいタイトルが重要です。
また、件名の最後に名前を入れておくと良いでしょう。
採用担当者は、たくさんの応募者からメールを受け取っています。
新たなタイトルのメールが送られてくると、誰から何の要件なのか判断しにくいです。
そのため、誰からの何の要件かがわかりやすいものが好まれます。
「12月3日の面接の件(〇〇大学 山田太郎)」などですね。
企業の方にメールを送る際は、件名の最後に【大学名・名前】を入れると喜ばれます。企業には連日無数の就活生からメールが届くわけで、いちいちメールを開かないと名前が確認できないとなるとすごく手間です。小さな気遣いって大事ですよね・・・僕もがんばろう・・・😣
— 意識低めの就活生を応援する社会人S (@syukatsu_mendoi) October 14, 2022
これは、メールの件名だけでなく、添付ファイルの名前でも同様です。
履歴書や職務経歴書を送る際に、「履歴書」というタイトルだと誰の履歴書かわからなくなります。
採用担当者側でタイトルを変更する手間を減らしてあげるだけでも好印象を与えられます。
宛名を正しく記載する
メールの書き始めには、誰宛なのかを記載します。
LINEやチャットでは宛名を書く機会がないため、若い方は注意が必要です。
原則として、「企業名+部署名+肩書+名前」がルールです。
例としては以下のようになります。
人事部 部長 △△様
このときに、やってしまいがちなのは、「役職名様」の記載です。
「〇〇部長様」といった書き方は、丁寧に見えますが、誤った書き方なので注意しましょう。
では、就活のメールの返信で、本文の書き方の注意点も見ていきましょう。
就活のメールで返信の際の本文の書き方の注意点は?
就活のメールで返信する際に「Re:」は外ず件名を変えないことはわかりました。
メール本文で注意すべきなのは、返信の際に相手からの本文も削除しないことです。
こちらも、件名を変えないのと同様に、これまでのやりとりが一目でわかるためです。
件名を変えたり、相手からのメッセージを変えた方が礼儀正しいと勘違いされている方も多いようです。
しかし、実は誤った作法であるということに注意が必要です。
このように、就活のメールでの返信の際には、件名は変えずにおくるようにしましょう!
一つずつ知識を身に付け、周りと差をつけて就活がうまくいくようにしましょう。