企業からガクチカ(学生時代に力を入れたこと)を求められた際に、学業に関することでも良いのか迷う人も多いでしょう。
学業は当たり前に全員が経験していることです。
ガクチカは、特別なことじゃないとだめなのではないかと思うかもしれません。
ガクチカは、学業に関することでも良いのでしょうか。
また、その場合の学業に関するガクチカの例文はどのような内容にするのが良いでしょうか。
ガクチカは学業に関する内容でも問題ない?
ガクチカは学業に関する内容でも問題ありません。
極端なことを言うと、企業側はガクチカのテーマ自体には重視していません。
ガクチカと言うと、華々しい経験や他の人にはないような結果が求められていると思う人もいるでしょう。
しかし、企業がガクチカを通じて知りたいのは、求職者の「価値観」「考え方」「素質」です。
そのため、「なぜ力を入れたのか」「どのように取り組んだのか」「何が得られたのか」が伝われば、内容自体はどのようなものでも良いでしょう。
では、ガクチカを学業にする際には、どのような点に注意すれば良いでしょうか。
ガクチカを学業のことにする際の注意点は?
ガクチカを学業のことにする際には、以下の点に注意が必要です。
- なぜそれに力を入れたのか
- 課題に対してどのように取り組んだのか
- 今後にどのように活かせるのか
なぜそれに力を入れたのか
なぜ、「なぜ学業に力を入れたのか」「学業の中でもなぜそれなのか」というモチベーションに関することは非常に重要です。
企業は、これから一緒に働くことになる求職者の価値感をしっかりと理解する必要があります。
学業・勉強をガクチカのテーマにする人は多いでしょう。
そのような中で、なぜそれに力を入れようと思ったのかという動機がしっかりしていることが重要です。
動機があいまいでは、企業はどのように評価してよいのかが難しいでしょう。
どのように取り組んだのか
企業はガクチカを通じて、求職者の考え方が知りたいです。
そのため、「何に力を入れたのか」だけでなく、「課題にどのように取り組んだのか」が重要です。
困難に対してどのように乗り越えたのかというのは、今後の仕事においても必要な力です。
今後にどのように活かせるのか
学生時代に学業に力を入れたとしても、そのことが今後の仕事に活かせなければあまり意味がありません。
そのため、そのことが今後の仕事にどのように活かせるのかがイメージしてもらえることが重要です。
では、これらを踏まえた学業に関するガクチカの具体例は、どのようなものになるのでしょうか。
学業に関するガクチカの例文をご紹介!
学業に関するガクチカの例文をご紹介いたします。
ガクチカでは、具体的なエピソードを交えるのが良いでしょう。
できるだけ、独自の内容であり、当然嘘ではないものにすることが重要です。
また、あまり専門的になると、内容が上手くつたわりにくいので、わかりやすい内容にしましょう。
学業に専念し奨学金が受給できたことをガクチカにする場合
学業だけでなく資格取得にも力をいれた場合
研究に力を入れていた場合
上記の内容を参考に、ガクチカで魅力的な学業の内容が伝えられるようにしましょう!