ガクチカはアルバイトでのチームワークもアピールできる?例文を紹介

ガクチカ
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就活で企業からガクチカ(学生時代に力を入れたこと)を求められるのが不安という方も多いでしょう。

「これといった経歴がない」などと不安になる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、多くの方が経験しているアルバイトも立派なガクチカになります。

その中でアルバイトでのチームワークも、上手く伝えればガクチカにすることが可能です。

そこで、ここでは、アルバイトでのチームワークをガクチカとしてアピールするポイントについて、詳しく見ていきたいと思います。

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アルバイトでのチームワークをガクチカとしてアピールできる理由とは?

アルバイトでのチームワークをガクチカとしてアピールできる理由は、以下のような力が身に付くからです。

  • 協調性・調整力
  • コミュニケーション能力
  • リーダーシップ

協調性・調整力

周りの人と仕事を進めていくにあたっては、協調性が重要です。

ただ、仕事を進めるうえでは、意見の衝突が起こることも当然です。

そのため、周りに合わせることも重要ですが、それだけでは不十分です。

周りの意見も聞きつつ、自分意見も主張することで、仕事が上手く前に進むような調整力が重要です。

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力をアピールする人は多くいらっしゃいます。

しかし、就活やビジネスにおけるコミュニケーション能力とは、単純な会話能力ではありません。

「聞く力」「理解する力」「表現する力」がなければ、雑談レベルになりかねません。

問題や課題があった場合に、周りの意見をどのように聞き入れて受け止めたのか、そして、それに対する自分の意見をどう伝えるのかが重要です。

このことを通じて、どのように解決に導いたのかが、コミュニケーション能力といえるでしょう。

リーダーシップ

チームワークでは、リーダーシップが重要です。

チームをまとめて率先して行動したり、問題を解決したりした経験は、アピールできるポイントになります。

しかし、自分自身がそのような「リーダー」としてのポジションにいることだけがリーダーシップだとは限りません。

例えば、中心にあんる人物がいる中で、その人を全力でサポートするのもまた、リーダーシップといえるでしょう。

このような3つの力が身に付くため、アルバイトでのチームワークはガクチカとしてふさわしいと言えます。

では、アルバイトでのチームワークをガクチカでアピールする際にポイントはあるのでしょうか。

アルバイトのチームワークをガクチカでアピールする際のポイントは?

アルバイトでのチームワークをガクチカとしてアピールする際のポイントは、企業が求める内容に合致させることです。

そのためには、企業がガクチカを通して何が知りたいのかを考えることが重要です。

企業の採用担当者は、求職者からガクチカを通して以下のことを知ろうとします。

  • なぜ力を入れたのか
  • どのように取り組んだのか
  • 何が得られたのか

これらに注目することで、求職者の「価値観」「考え方」「素質」を見極めることができます。

そのため、ガクチカを伝える際には、上記を踏まえた内容にすることが重要です。

では、アルバイトのチームワークをガクチカでアピールするために適切な例文とはどのようなものになるのでしょうか。

ガクチカでアルバイトのチームワークをアピールする際の例文は?

ガクチカでアルバイトでのチームワークをアピールする際の例文をご紹介いたします。

学生時代にアルバイトしていた飲食店では、毎月の売り上げ目標がありました。
しかし、なかなか目標に到達することができないことが課題でした。
そのため、他のスタッフにも意見を伺いながら、3つの改善策を行いました。
私自身は、店頭でのクーポン付きチラシの配布を提案しましたが、他のスタッフからは、「追加オーダーの聞き取りの徹底」「接客サービスの向上」などという案が提案されました。
3つの改善策のそれぞれについて、担当を決めるという案があったのですが、私は、一致団結するために、全スタッフが行う方が良いと提案いたしました。
全員が同じ目標に向かって、一丸になって取り組んだことによって、半年後からは毎月のように目標を上回ることができました。
この経験を通じて、一人ではなし得ないことも、チームワークによって行えば達成できるということを学びました。
今後の業務においても、このように協力して物事を進められるようにしていきたいと思います。

この例文には、企業が求める3つの内容が盛り込まれています。

なぜ力を入れたのか

売り上げ目標に届かないという課題に対して、危機感を感じました。

改善のために、話し合いを行い3つの方法を考えました。

重要なのは、抽象的ではなく、具体的なエピソードを盛り込むことです。

どのように取り組んだのか

課題に対しての改善策では、具体的な方法をチームワークを発揮して全員でおこなったというのもポイントです。

何が得られたのか

さらに、努力によって結果が伴うということも重要です。

また、そのことによって学んだ内容を今後にも活用できることで、企業が求める人材にマッチできることが望ましいでしょう。

上記の例文を参考にしていただき、自分自身のエピソードを交えた内容にしていただければ、ガクチカとしてアピールすることが可能です。

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