就活でガクチカ(学生時代に力を入れたこと)をうまく伝えることは、選考において重要です。
多くの方が経験していますが、接客のアルバイトの場合は、どのようにアピールするのが良いでしょうか。
例文など参考になるものがあれば良いと思う方も多いでしょう。
そこで、ここでは、ガクチカでアルバイトの接客経験をアピールする際の例文について、詳しく見ていきたいと思います。
ガクチカで接客のアルバイトをアピールする際のポイント!
ガクチカで接客のアルバイトをアピールする際のポイントは、企業が知りたいことに沿って伝えることです。
当たり前のことですよね。
しかし、当然のように尋ねられることですが、聞くからには意図があるはずです。
その意図をくみ取り、そこに沿うように答えることが重要です。
例えばす、趣味を聞かれた際に、「読書です」とだけ答えたとしても、質問した人の意図に沿った答えにはなりません。
「なぜ読書が好きなのか」「どのような本をよく読むのか」「どれくらいの頻度で読むのか」なども合わせて知ることで、その人のことがより理解できます。
このように考えると、企業がガクチカを訪ねる理由は、求職者の「価値観」「考え方」「素質」を見極めるためです。
ですので、ガクチカを伝える際には、以下の3つを意識しましょう。
- なぜ力を入れたのか
- どのように取り組んだのか
- 何が得られたのか
これらを踏まえて、接客のアルバイト経験をガクチカとしてアピールする際には、どのような例文が望ましいのでしょうか。
ガクチカで接客のアルバイトをアピールする際の例文!
ガクチカで接客のアルバイトをアピールする際の例文をご紹介いたします。
アパレルでの売り上げ向上に努めた場合
アパレルでの洋服販売において、売り上げを伸ばした経験についてのガクチカです。
学習塾で生徒の入塾獲得を増やすことに努めた場合
学習塾での講師のアルバイトも接客の一環です。
また、生徒を増やすという営業活動も必要なので、その点に関するガクチカです。
クレームの減少に努めた場合
コンビニでレジに行列ができることでのクレームが多かった場合に、クレームを減らした経験についてのガクチカです。
このように、「なぜ力を入れたのか」「どのように取り組んだのか」「何が得られたのか」を取り入れて、ガクチカをアピールすることが重要です。
では、接客のアルバイトをガクチカをアピールする際に注意点はあるのでしょうか。
ガクチカで接客のアルバイトをアピールする際の注意点!
ガクチカで接客のアルバイトをアピールする際の注意点は以下です。
- 当たり前のこと以上
- 能動的に動いた経験
- 具体的なエピソードがある
当たり前のこと以上
アルバイトの中で、当たり前に行うことはアピールできる内容ではありません。
「丁寧に掃除をした」などはあくまでも業務範囲内のことです。
「お店の外も半径500メートルくらい清掃するように心掛けた」など当たり前の業務範囲外の内容であることが重要です。
能動的に動いた経験
指示されたことに力を入れたとしても、それはガクチカとしてアピールするには弱いです。
あくまでも、自分自身で能動的に動いた経験が重要です。
「お客様をお待たせしないように」などと言われ、そのように心掛けたという内容では、あくまでも受動的になってしまいます。
そうではなく、「お待たせしないために迅速に動く工夫をした」など能動的なエピソードが重要です。
具体的なエピソードがある
また、アルバイト経験をガクチカにする際には、具体的なエピソードが重要です。
抽象的な内容では自分自身の経験として伝わりにくいでしょう。
具体的なエピソードを盛り込んで伝えることがガクチカのポイントです。
記事を参考に、就活で上手くガクチカが伝えられるように準備しましょう!